前回、ガス専用の配管とNGVの改造を行ったので、今日は燃焼試験を行います。
カセットボンベと直結でエンジンにつなぎます。スターターを軽く回し、ガスを投入して、着火マンで着火。
ゴーという音とともに火が排気口から噴出します。さらにスターターの回転を上げていくと、炎が消えエンジン内部が赤熱している様子が見えました。何とか内部で燃焼が開始したようです。潤滑油とシャフト冷却用の燃料を通していないので、ここで停止です。 そのときです、エンジンが異音を出し始めたので緊急停止です。といってもガスを止めるだけ。排気口は、焼けて色が変わりました。
タービンを手で回すとカリカリ音がします。ベアリングが逝ったか、どこか接触しているようです。
異音の原因を探すため、分解してみました。排気口のケースにこすり傷がありました、排気タービンがケースに接触しているようです。バランスとるのめんどくさいのでタービン削りたくないな、さてどうしよう。
燃焼器の焼け具合をみますと、排気口付近で燃焼していたようで変色しています。タービンはあまり高温になっていないようで大きな変色が見られません。次回はガスの流量調整ができるようにし、温度を測りながら実験してみましょう。
